新型コロナにおけるアメリカ政府の救済措置をご存じですか?PPPローンは、一定の条件を満たせば、返済免除になる給付金に近いローンです。
ガイドラインについては毎日変化しておりますので、注意が必要です。ここに書いたことも、来週にはまた変わってしまうこともあり得ますので、変わり次第お知らせします。
先日に発表された新しいガイドラインをお知らせします。
第1回目を取得した多くの人は、控えめな金額で受け取ったとか、受け取ったのに早くに返却したとか、間違った金額で申請していたり、目いっぱいの金額を受け取っていないことが分かっており、今回はそのあたりを修正して、もらえなかった金額も今回もらえるように、追加で修正申告可能です。
もしもPPPがもらえなかった場合、Employee Retention Credit という救助策もあります。
これは3/31/2020 ~ 12/31/2020に支払われたお給料が対象で、ペイロールタックスが還付されます。
この助成金を受けられる条件は、ビジネスが一部または全部ロックダウンされたこと、つまり売り上げが大きく下がっていることです。
ローンのお金が入金されてから8週間以内に使います。もしも何回かに分けて入金された場合は 一番最初に入金された日にちをお使いください。
「従業員のお給料に使う」ということを第一目標にしてお金を使ってください。ローンのお金の75%をお給料に使うことが大事です。
お金が入った日から8週間が始まるので Pay Periodもこの日から始まることが必要です。つまり お金が入った日が5月1日、Pay Periodが4月でお給料日が5月5日の場合は、Pay Periodが5月1日以前なのでカウントされません。お金が入ってからお給料が発生することと、支払われるということが大事です。
お金を全部使いきる必要はありません。
8週間以内に使用したお給料と光熱費とレント、モーゲージが返済免除の対象になります。
会社のオーナーのお給料は この中には入りません。
お給料の対象になる従業員は、アメリカ国内に居住していることが大事です。
お給料に含まれるのは、サラリー、コミッション、チップ、退職金、健康保険なども含まれます。
従業員のお給料は一人$15,385ドルを超えないことが大事です。
ペイロールに載っているオーナー様、個人事業主の方は 2019年のお給料と同じレート分を8週間以内に支払われる必要があります。一人の最高額は$15,385ドルです。年間サラリーが$100,000ドルを超える場合は 含んではいけません。
ローンの75%をお給料に使います。残りの25%は、以下の使用用途が認められます。
PPPローンの書類は6年間保管しておいてください。
従業員の平均数はそれぞれの四半期によって決まります。
無料相談を受け付けていますので、ご質問などあれば、まずはお気軽にご連絡下さい。
問い合わせPPPローンでは、個人事業主様を一人従業員のペイロールとして扱います。
Form 1040 Schedule Cをもとに、PPPローンを申請します。
事業場所がアメリカ国内であることが条件です。
これらの項目が 免除申請の対象になります。
PPPローンを受け取ったあとの会計手続きは、こちらでいたします。
もしも2020年にセルフエンプロイメントタックスが発生する場合、その支払いを先延ばしできます。2020年の確定申告は2021年に申告をしますが、その時50%を支払います。
残りの25%を2021年12月31日までに支払って、25%を2022年12月31日までに支払います。
お給料のお支払いがある場合、ペイロールタックス(源泉徴収税)の雇用主の部分の支払いを先延ばしできます。対象になるのは 3月27日から12月31日に発生した税金の雇用主の部分です。
ペイロールタックスの支払いを来年に延期することができ、延期した場合、50%を2021年12月31日までに支払って、残りの50%を2022年12月31日までに支払います。
しかし、SコーポレーションがPPPローンを受け取って政府によってその支払いを免除された場合、ペイロールタックスの支払い延期はできません。
従業員一人につき最高$10,000まで、雇用主負担のペイロールタックスについて、クレジットを受けられます。
なお家族を従業員にするとクレジットはもらえません。
ご自分にお給料を払う場合、営業が完全に停止されたか、部分的に停止させられた場合は、クレジットはもらえます。
PPPローンを受け取った場合は、このクレジットはもらえません。
PPPローンを受け取る場合、ファイナンシャルステイトメントをきちんと記録しておくことが必要です。
1-4に関しては早急に必要となります。
また、5-7に関しては、随時弊社へ
国際税務にも詳しく、迅速な対応で有名な当会計事務所は、アメリカ全域(ニューヨーク、バージニア、マサチューセッツ、ワシントンDC、メリーランド、フロリダ、ジョージア、アラバマ、ミシガン、オハイオ、ウィスコンシン、ミネソタ、ケンタッキー、テネシー、イリノイ、ルイジアナ、テキサス、コロラド、ネバダ、オレゴン、ワシントン、カリフォルニア、ハワイ他)及び日本、中国、カナダ、フランス他へ日本語にて、会計・経理代行サービスや税務コンサルティングなどを提供しています。